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阿蘇  地震と噴火からの復興を祈念 [日記・雑感]

先日、ある会議で熊本県阿蘇に出かけてきた。

昨年(2016年)4月に発生した熊本地震では、熊本城の天守閣や石垣の損壊のほか、公共建物や一般家屋の倒壊などの被害が多数発生し、多数の死傷者も出た。

熊本空港(阿蘇くまもと空港)のある益城町では、最大震度7を二度も観測した。

今回は熊本市内には立ち寄らなかったが、空港から南阿蘇の会議場までの沿線だけでも、いまだに損壊した瓦屋根にはブルーシートがかけられ、多くの仮設住宅も立ち並んでいた。

途中、阿蘇大橋の崩落現場では復旧工事が進められていたが、まだ工事は完成せず迂回路を通らざるを得ない。

二千年以上の歴史を有する肥後国一宮、阿蘇神社では、重要文化財の楼門と拝殿が全壊し、拝殿に隠れていた社殿が直接目の前に現れている。

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仮設の拝殿(拝所)と地震で残った社殿

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地震で全壊した楼門脇の還御門

活火山の阿蘇山は、富士山よりも早く中国の文献にその名が記載されるなど、古代から火の国熊本の象徴となってきた。

世界最大級のカルデラの火口原(外輪山内側)には、3つの自治体に約5万人の人々が暮らしているそうだ。

10万年前から活動している阿蘇火山群の中で、現在最も活発に活動しているのが中岳(1506m)だ。
火口までは道路やロープウェイも整備され、噴煙を噴き上げる様子を直接見物できることから、観光名所となっていた。

しかし、昨年10月に、爆発的噴火が発生して、噴火警戒レベル3が発令された。
火口付近のシェルター(退避壕)も噴石で押しつぶされているという。

レベル1に引き下げられた現在でも、中岳火口周辺1kmは立ち入り規制が継続されている。

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観光名所の草千里には、ようやく地震で被害を受けた道路も普及して車で到達できるようになったが、周辺の展望地には立ち入り禁止が続いている。

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それでも、草地維持のための野焼きも行われ、日々の暮らしが少しずつ戻ってきているようだ。

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野焼きで黒くなった草地


夜が過ぎれば、再び朝焼けの阿蘇五岳が姿を現す。

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亡くなられた方々のご冥福と一日でも早い復興をお祈りしています。

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