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映画ロケ聖地  君の名は。須賀神社 [日記・雑感]

正月3ヶ日を過ぎて、母親が住んでいる四谷・左門町(東京都新宿区)の実家に家族が集まるのが、このところの恒例となっている。
今年は、9日(月)の成人の日に集まった。

その時、実家の者から、今年の須賀神社の初詣は大変な人出だったと聞いた。
拝殿まで、崖下の階段から長蛇の列だったそうだ。

毎年初詣に出かけているが、近年ではこれほどの人出は初めてという。

どうやら、映画の舞台となった場所を巡る「聖地巡礼」で、今年は人出が多かったらしい。

なんでも、須賀神社が、大ヒットのアニメ映画『君の名は。』の舞台となったという。

映画を見た私の子どもたちによると、主人公のカップルが再会するのが須賀神社の階段だとか。ポスターにも使用されている場面だそうだ。

9日も、夕方だというのに多くの人が神社に参拝していた。

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同じ場面での5年前の2012年は、元旦というのに、夕方ともなると初詣参拝者はほとんどいなかった(実家の母と家族たちの初詣記念写真)。

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今年は、もちろん、再会場面の階段では、シャッターを切る人々の列が・・・

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映画ヒット前の普段の階段の様子は、このとおり。

映画の公開が昨年2016年8月というが、この写真(↓)は公開4か月前の桜の季節の状況。

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普段のブログ記事では他所からの画像借用はしないが、今回は特別にWEBからこの場面の画像を借用。

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昨年6月の記事四谷・左門町界隈(1) お岩さんとお天王様掲載写真と見比べても、なるほど、映画のシーンは、丁寧に描写されている。

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須賀神社以外でも、精緻に描かれて再現された『君の名は。』の舞台が解き明かされている。
舞台探しがブームともなっているようだ。もっとも、既に解明済みで新たな発見もないのかもしれないけど。

その解明された舞台の所在地を「聖地」として多くの人が訪れているという。

ほとんど訪れる人のいなかった小さな駅などに次々と人が訪れるのが、話題として取り上げられているのをテレビ番組で見たことがある。

映画などのロケ地が有名になり、人々が訪れて観光地化するのは、今に始まったことではない。

アニメの聖地巡礼は、だいぶ前からブームにもなっていた。

NHK大河ドラマの舞台には、観光ツアーが組まれて観光客が押し寄せるから、地元の町興しにもなる。

自治体の組長さんたちは、地元に縁のある大河ドラマの放映を企画してくれるよう、NHKに陳情に行くそうだ。

自分が住んでいる、あるいは出身の町などが有名になるのは、なんとなく誇らしい感じもしないでもない。

ましてや観光客が増えることで経済的に潤う人にとっては、この上ないことだろう。

でも、つつましやかに生活している人にとっては、騒音やゴミ、時には住家の覗きやトイレ借用など、迷惑になることも多いとか・・・

四国八十八カ所巡礼のように歴史のある「聖地」では、「お接待」で来訪者も地元住民も、ともに幸せになれる仕組みが出来上がっている。

しかし、それもいつまで存続することができるのだろうか。

東京オリンピックを控えて「おもてなし」は、「お接待」に代わる幸せの仕組みを築き上げることはできるのだろうか・・・

私は、生まれ育った地元神社へのささやかな貢献で、御守り札を購入した。

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今年も良い年になりますよ~うに!

【本ブログ内関連記事リンク】

四谷・左門町界隈(1) お岩さんとお天王様

四谷・左門町界隈(2) 忍者ハットリ君の墓も! 坂の町、寺の町

四谷・左門町界隈(3) 江戸の名残と明治・大正のモダン





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新年に当たり、休暇と国立公園利用を考える - 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(4) [保護地域 -国立公園・世界遺産]

年末年始の休日が終わり、いよいよ仕事が本格的スタート、と思った矢先、またまた成人の日の連休。土曜日を含めれば、3連休となる。

この間、帰省を含めて、観光旅行に出かけた人も多いことだろう。
一方で、往復の移動の際の混雑を考えて、出かけるのを控えた人も多いかもしれない。

安倍政権は「働き方改革」に力を入れて長時間労働を根絶するというが、電通の女子社員自殺と過労死認定の例を挙げるまでもなく、日本ではまだまだ長時間労働がはびこり、有給休暇取得率も低い。

昔(私が大卒で働き始めた頃)に比べれば、週休二日制の普及や、いわゆるハッピーマンデーの祝日法改正など、休日が増加したものの、なお長時間労働と休暇取得の少なさは相変わらずだ。

連休といっても、2~3日では、旅先でのんびりする暇もないのが実情だ。
往復の渋滞や混雑も、休日が短く、そこに集中するからだ。

夏休みもせいぜい数日間だから、ヨーロッパで広く実施されているバケーションのような長期休暇は、夢のまた夢かもしれない。

だいぶ間が空いてしまったが、以前のブログ記事で、政府(環境省)が発表した「ナショナルパーク 国立公園満喫プロジェクト」について取り上げた(スーパー国立公園?発表 ― 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(1)歴史は繰り返す?インバウンドを狙った国立公園誕生 ― 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(2)国立公園とナショナルパークの違い? ― 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(3))。

外国人観光客を国立公園に誘致するプロジェクトだが、長期休暇が多い欧米の観光客の国立公園利用の形態で思い当たることがある。

以前のブログ記事「自然と癒し -日本人は自然の中でのんびりと過ごせるか」でも紹介したが、生物多様性条約第1回締約国会議(COP1)がカリブ海のリゾート地ナッソー(バハマ)で開催された時、宿舎と会議場を日に何度となく往復する私が目にしたのは、朝から夕方まで浜辺のデッキチェアーで読書をしている欧米の観光客の姿だった。

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それに対して、日本人カップルは浜辺にやってきて欧米人同様デッキチェアーに寝そべって飲み物を注文したものの、飲み終わるとそそくさと立ち去ってしまった。この間せいぜい30分。

欧米人の浜辺での「のんびり」ぶりは、この時だけではなく、あちこちで目撃した。
たとえばロンボク島(インドネシア)でも、海岸で何時間も本を読んだり、日光浴をしている人々を見かけた。

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冬季は太陽の顔も拝めない欧米高緯度地方の人々の生理的欲求かもしれないけれど・・・

富士箱根伊豆国立公園の箱根(神奈川県)の「芦ノ湖キャンプ村」での研究調査の際にも、日本人観光客は夕方到着して、翌朝は早々に出発して次の観光名所巡りに出かけていた。

これに対して、欧米人家族は、子どもたちは芦ノ湖畔で水遊びや虫を追いかけ、夫婦はケビンのテラスでのんびりとコーヒーを飲みながら談話や読書。そしてもう1泊。

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上↑の写真は、芦ノ湖キャンプ村のケビン(このテラスでのんびり)

キャンプでも日本では1泊が多いが、ロッキー山脈のヨーホー国立公園(カナダ)などではキャンピングカーで数泊して、一日中のんびりとコーヒーと読書、などの行動のグループが何組もいた。

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もちろん、欧米人でも、名所をあちこち駆け巡る観光も多い。

富士山関係の会議で富士河口湖町(山梨県)に富士急で出かけた時には、車内で富士山の写真を撮る多くの外国人観光客を目にした。

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河口湖駅は、外国人観光客でごった返して、まるで新宿駅並み。周辺の食堂も、外国人観光客だらけだった。(欧米人も多かったけれど、それ以上に中国などアジア系外国人(言語からの類推だが)が多かったような気がするけど・・・)

しかし、欧米人の国立公園での観光は、動き回るだけではなく、その間にゆったりと滞在する時間を確保する点が、日本人観光客と違うようだ。

その理由は、国民性の違い、経済的な理由などいろいろ考えられるが、大きな理由として先の箱根での調査から浮かびあがたのが、日本人には「時間がない」だった(前記「自然と癒し」参照)。

確かに、1泊2日程度の旅行では、1カ所でのんびりしていては「もったいない」のかもしれない。

国立公園満喫プロジェクトで外国人観光客の誘致を図るにしても、単に観光地の紹介や多言語化だけではなく(これらはもちろん大事だけれど)、長期滞在できるような自然(景色だけではなく、一体になることができる自然)と施設(満足できる質・量と低廉な宿泊費)が必要だと思う。

でもその前に、
日本人自身がゆったり、のんびりできる社会環境(労働環境)の確保と、
自然の中でゆったり過ごす習慣の習得のほうが必要だけれどもね。

今年は、のんびり行きたいな~!


【本ブログ内関連記事リンク】

自然と癒し -日本人は自然の中でのんびりと過ごせるか

スーパー国立公園?発表 ― 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(1)

歴史は繰り返す?インバウンドを狙った国立公園誕生 ― 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(2)

国立公園とナショナルパークの違い? ― 国立公園のブランド化による外国人観光客誘致(3)

繋がる時空、隔絶した時空 -携帯電話・インターネット考

悠久の時そして林住期 -余暇と巨樹とを考える

祭で休みは、文化か、悪弊か? -祭日と休日を考える

インドネシアから帰国 -時間は流れる







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酉年につき鳥の姿をお年賀代わりに [日記・雑感]

新年あけましてめでとうございます

昨年中はブログにご訪問いただき、またniceやコメントもいただき、ありがとうございました。

何とか週1回(できるだけ日曜日)の更新を試みましたが、途中だいぶ抜け落ちました。

皆様への訪問も、数回分をまとめてということになってしまいました。

それでも、ついつい引き込まれて記事を遡ることも多く、楽しませていただき、また新たな知見をいただきました。
一年間ありがとうございました。

今年は無理をせずにボツボツ更新しようと思いますので、気が向いたときにお寄りいただければ幸いです。

本年もよろしくお願いいたします。


今年は酉年

今年も恒例(?)の酉年にちなんだ鳥の写真をと思うけれど、多くの方々が素晴らしい写真をアップしているので気が引けてしまう・・・

そもそも腰を据えて鳥の写真を撮るることもないけれど、海外調査の際などにたまたまコンパクトデジタルカメラに飛び込んできてくれた鳥たちの一部を以下にご紹介。

コンデジズームだけなのでピントも甘いですがご容赦を!一部の写真はトリミング加工をしています。

それにしても、動き回る鳥の写真を撮るのは難しい!

鳥の名前にはとんと疎く、誤りも多いと思うので、ご指摘のほどよろしく!!

まずは酉年にちなみ、ニワトリ。
日本では放し飼いのニワトリもとんと見なくなったが、途上国では当たり前。
ロンボク島(インドネシア)でも野鳥と思うほど自由に走り回っている。

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そういえば、ニワトリはセキショクヤケイ(赤色野鶏)という野生種を飼いならしたものともいわれている。
ロンボクのニワトリは、先祖の血を濃く受け継いでいるような気もする。

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正月らしく華やかな色彩の鳥も、特に熱帯地方には多い。

中米コスタリカでは、その名も虹の名を冠したオオハシの仲間レインボートゥーカンをジャングルの中のホテルのベランダから撮影。

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水辺の鳥カワセミの仲間も、色とりどりだ。
ロアガン・ブヌッ国立公園(マレーシア)では、真っ赤なくちばしがコウノトリに似ているとして名付けられたコウハシショウビン。

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同じくマレーシアのパソ保護林でもちょっと違った何とかショウビン?(名前は不明)が。

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艶やかさといえば、やはりこれ!?

メキシコ・ユカタン半島の先端に位置するセレストン生物圏保護区でのフラミンゴの大群。

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数十年前にケニアのナクル湖国立公園でもフラミンゴを見たが、水質悪化や水位増減などで生息数が減少との情報もある。今はどうなっているのだろうか。

変わった鳥類では、スズメと遠縁のハタオリドリ。
南アフリカでは、葉っぱを器用に織り込んで巣を作っていた。

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やはり小型のハチドリも、その名のとおりホバリング(空中停止)してストローのような長いくちばしで蜜を吸いこむ。
写真は、ランビル国立公園(マレーシア)だが、熱帯地方では多くのハチドリを見ることができた。

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逆に大型のツカツクリの仲間は、卵を抱いて孵化させずに、地面に穴を掘ったり、塚を作ったりして、地熱などで卵を孵すという。
鳥類は爬虫類から進化したというけれど、その名残だろうか?

シドニーの海岸では、ヤブツカツクリが人を恐れずにやってきた。

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インドネシア・スマトラ島グヌン・ルーサー国立公園のジャングルの大型の鳥は、キジの仲間のセイラン。

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セイラン(青鸞)は、鳳凰のモデルになったともいう。

大きなカナダガンは、ニルスを乗せて旅立っていった。
写真は、故郷カナダのバンフ国立公園にて。

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気の強いのはカケスやカラス?

ヨセミテ国立公園(米国)では、ステラ―カケスがカラスとリス(手前)を向こうに回して餌の取り合いをしていた。

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ブータンでも、カササギやキュウカンチョウのような鳥が人家近くに。

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同じくブータンで出会ったキツツキの仲間のヤツガシラは、沖縄などにもやってくるそうだ。

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ほかにも、まだまだ紹介したい鳥たちの写真はあるけれど、本日はこの辺で・・・またの機会に・・・


ところで
トランプ旋風がどうなるのか・・・
テロや災害がまだまだ続くのか・・・

相場では「申酉騒ぐ」と言うそうですが、世界中が平穏な年となってもらいたいものです。

今年も皆様にとって佳いお年となりますようにお祈りします。


【本ブログ内 新年干支あいさつ関連記事リンク】

申年につき猿の姿をお年賀代わりに

未年につき羊の姿をお年賀代わりに

午年につき馬の姿をお年賀代わりに

巳年の植物




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