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新装開店?! 美しすぎる『姫路城』 [ちょっとこだわる:民俗・文化・紀行・時事など]

5年間を費やした平成の大修理が終了した姫路城を5月末に訪問した。

国宝指定の4城郭(姫路城、犬山城、彦根城、松本城)と国宝指定答申を受けた松江城。
これらの中でも、姫路城は別格の感じだ。

なにしろ、日本で最初(1993年)の「世界遺産」登録対象の一つなのだ(同時に世界遺産登録されたのは、文化遺産では法隆寺、自然遺産では屋久島と白神山地)。

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大天守と三つの小天守が重なり合う「連立式天守」の姫路城。
その優雅な形に加え、「白鷺城」の別名でも知られているとおり、色白でもある。

犬山城や松本城など、それまでの天守閣の黒板張りがないのが特徴だ。

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写真は犬山城(2007年3月訪問)

これは、「白漆喰総塗籠」といって、下木地が見えないように漆喰を塗りこめて、火災や火縄銃による延焼に備えたものという。

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下からみると、屋根まで真っ白で、化粧のし過ぎとの声も多いらしいが、屋根瓦の継ぎ目の漆喰目地が浮き出ているためで、瓦そのものは黒色だ。時間の経過とともに、落ち着いていく、というか漆喰も汚れていくに違いない。

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瓦の屋根目地 遠方は、西の丸の「百間廊下」「千姫化粧櫓」方面。

白鷺城の名に恥じない、「白すぎる」姫路城を見るなら、今のうちかもしれない。

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3月末のグランドオープンから間もないこともあり、新装なった天守閣を見学しようという観光客でごった返していた。

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混雑する入口発券所

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天守閣最上階(6階)も人で混雑


その天守閣最上階には、「長壁(刑部)神社」が祀られている

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天守閣の巨大な柱材「東大柱」と「西大柱」は、地階から5階までの1本の通し柱だ

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槍などを掛けた「武具掛け」



天守閣や周囲の塀には、矢や鉄砲を放つための「狭間(さま)」という窓(穴)が総計997もあるとか

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敵の侵入を防いだ門脇の石積みには、石不足のために古墳の石棺の石材も転用されたという(備前門)

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城内には、怪談歌舞伎『番町皿屋敷』の源ともなったという、有名なお菊が投げ込まれた井戸も残っている(こちらは「播州皿屋敷」)

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コメント 8

smik

わたしが行ったときは工事中で、覆いのなかに隠れて、その姿を見ることができませんでした。
見に行ってみたいけど、もうしばらくは混みそうですね。
by smik (2015-06-08 22:40) 

staka

smikさん
そうですね。少なくとも修学旅行時期は外した方がよさそうですね。
工事中の見学機会もあったそうで、それはそれで貴重な体験とか。覆いの外からだけでは、ちょっと物足りませんが・・・
by staka (2015-06-09 00:00) 

mimimomo

おはようございます^^
姫路城は外からの写真はブログで何度も見ますが、中の写真は今まで見たことがなかったような気がします。わたくし自身も一度行ったことがありますが、とんと記憶にない。
stakaさんに案内していただいて、苦労せずに中まで見られました(^^
でもそのうち自分でも見てみたいです。
四国旅行では今治城と高知城を見ましたが、‘見どころ’を抑えられないです(__;
by mimimomo (2015-06-09 06:31) 

staka

mimimomoさん
お城の写真は、やはり天守閣を外から撮ったものが大半ですね。姫路城では、パンフレットのほか、無料スマホソフトでのビデオ案内(展覧会の音声ガイドのビデオ版)もあるようです(私は利用しませんでしたが)。
by staka (2015-06-09 12:09) 

旅爺さん

姫路城内は最上階まで見て来ました。
外観は今のより前のが風格があって良かった気がします。
お菊の井戸は中を覗いて来ました。
by 旅爺さん (2015-06-11 09:26) 

staka

旅爺さんさん
やはり年月が風格を増すのでしょうかね。
人間も・・・?(笑)
by staka (2015-06-11 10:05) 

JUNKO

3度行ったことがありますが、その度に感激していました。新装なった姫路城も是非この目で見たいものです。
by JUNKO (2015-06-11 15:01) 

staka

JUNKOさん
3度もいらしたことがあるのですね。私は高校の修学旅行以来です。近くを通ってちらっと見たことはありましたが。
by staka (2015-06-11 19:21) 

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